Sayer Says in Japanese

Tuesday, January 25, 2011

Amazon Kindleで英語の電子書籍を読む

科学紀元11年1月25日(火)

1週間ほど前に、ついにKindleが届きました。さっそくいくつかの書籍をダウンロード。現在は、私が若いときからとても気に入っているサマセット・モームの処女作、Liza of Lambethを読んでいます。新潮文庫にははいっていません。ずっと読みたかった作品です。電子インクを使っているので、電池の減りがとても小さく、快適です。片手で持ってもそれほど重くありません。iPhoneよりもやや重たい程度でしょうか。正確を期すべく、台所のキッチン計りを使ったところ、Kindleは230g, iPhoneは140gでした。しかし面積がiPhoneの3倍ほどあるKindleは心理的に軽く感じます。
停止中のKindleは、ランダムに絵柄が変わります。今は、たまたまVirginia Woolfの、あの有名な美しい横顔写真が表示されています。本を読み始めるとこの画面が消えてしまうのが、ちょっとおしいです。

斎藤成也

Sunday, January 23, 2011

ちょうど1年前

科学紀元11年1月23日(日)

ちょうど1年前の1月23日(土)は、その3日前に亡くなった父親の通夜だった。それから1週間以上早いが、今年の1月15日に、妹と二人だけで一周忌を福井で行なった。昨年の福井は、あの頃あまり雪が多くはなかった。今年はずっと雪が多いようだ。

斎藤成也

Saturday, January 08, 2011

国民の祝日について

科学紀元11年1月8日(土)

次の月曜日、1月10日は「成人の日」だそうだ。とんでもない!成人の日は、昔から1月15日に決まっている。どんと焼きや左義長などの行事も、1月の前半が終わるこの日にするのがならわしである。このように、歴史的に受け継がれて来た日を勝手に変更するのは、とてもおかしいと思う。
一方で、2月の祝日は月曜日に移すルールが適用されず、毎年2月11日に固定されているようだ。あやふやな歴史的記述にならって制定された日なら、月曜日に移してもいいのではなかろうか。

斎藤成也

Wednesday, January 05, 2011

電子書籍に親しむ

科学紀元11年1月5日

昨年携帯電話をiPhoneに換えました。画面が広くなったこともあり、電子書籍、青空文庫をとても安い値段(たしか300円ちょっとだったと記憶しています)で購入し、膨大な数の著作権切れ作品をダウンロードしました。堀辰雄の作品を学生時代以来、30年以上ぶりで読んだり、中島敦の知らなかった作品に出会ったり、いろいろと楽しんでいます。iPhoneの画面は読みにくいという人もいますが、私は片手で読めるし、とても気に入っています。

すでに数年前から、論文はpdfをパソコンの画面で読んでいます。プリントアウトなんて野暮なことはしません。拡大したり検索したりできるpdfがお気に入りです。年末には、ついにAmazonのKindleを予約しました。まだ届いていませんが、楽しみです。1個の小さな箱に最大3000冊が収まるというのですから。まだこれまでにKindleを持っている人を周りで二人しか知りません。これから少しずつ増えるでしょう。

一方、iPadは、iPhoneとMacAirの中間という感じで、まだ買う気になりません。すでに周りで何人かの人がiPadを使っていますが、売り出した時からのMacAirファンとしては、きちんとキーボードがあるこのPCのほうがいいです。まあいずれはiPadの次世代機を買うことになるかなとは思いますが。

斎藤成也

Tuesday, January 04, 2011

科学紀元11年、年頭の抱負

科学紀元11年1月5日

今年もいつのまにか5日目となってしまいました。でも今年はけっこう勤勉です。
元旦から研究室に行きました。1時間ほどしかいませんでしたが、博士論文を1月6日に提出予定の大学院生と論文の修正についてほぼ最終的な話し合いをしました。
翌日の2日には、昨年9月末に博士論文を提出して修了したもと学生が研究室を訪問してくれました。雑誌に投稿した論文の改訂についてや、現在進めている研究のことなどを話しあいました。夕方には、大学院二年目の学生の発表会の練習を聞きました。例によって、それぞれのスライドの改訂について事細かく指摘してしまいました。今日の夕方までには改訂してくれているだろうな。
1月3日も午後には研究室にいっていろいろと仕事をしました。そして昨日の4日は、いわゆる仕事はじめ。
昨年の今頃は、肺炎で入院した父親のところに行って三島にもどって来たところでした。

ということで、年頭の抱負を少し。

・たまっているいろいろな論文を少しでも投稿し発表にこぎつけること
・著作を書き進めること(日本語と英語があり)
・オープンアクセス雑誌の発刊準備を進めること
・7月下旬に京都で開催するSMBEの準備を滞りなく進めること
・和英の書をたくさん読むこと

最後に、このブログにもっとひんぱんに書くこと、を付け加えておきます。

斎藤成也
三島にて