Sayer Says in Japanese

Monday, October 03, 2011

デトロイトでの日曜日のBranch

科学紀元11年10月3日

 さきほどに続いて、デトロイトのことです。ホテルに1泊して、時差ぼけもあってか、現地時間の朝9:30,日本時間だと夜10:30ごろに目が覚めました。前日はチェックインしてから、下着などを洗濯後、すぐ眠ってしまって、夕食を食べませんでした。でも、昨日の昼、シカゴ空港でしっかりハンバーガーを食べたのであまりおなかがすいてなくて、朝と昼を一緒に食べようと考えました。Branchです。11時少し前にホテルを出て、ぶらぶら。ダウンタウンの中心なので、レストランがきっとあるだろうと、いきあたりばったりです。ホテルを出てすぐに、いくつか見つかりました。でもなぜかギリシャ風。ジョークでしょうが、「ギリシャ人以外駐車禁止」なんていう看板も見つけました。どうやらこの通りはギリシャ人街のようです。そういえば、私が泊まっているホテルの名前も、Atheneumという発音しにくいものですが、おそらくアテネにちなんだ名前なのでしょう。
 いろいろ迷って、結局混んでいるある小さな店に入りました。メニューがよくわからなくて、ギリシャ風でと、シシカバブおよびコーヒーを注文。うっかり日本風に「Hot Coffee」と言ってしまいました。アメリカにはまずアイスコーヒーは存在しないので、コーヒーと言えばホットなのです。日本だと、逆に「コーヒー」とだけ言うと、ホットですか、アイスですか、としつこく聞かれますから。
 そうこうするうちに、私が入ってきたときには、まだ十数席の空きがあったのに、なんと14名の団体さんが入ってきました。おかげで私もコーヒーと水とともに、4人がけのテーブルから2人がけのテーブルに移動してほしいと店のおにいさんに頼まれて、隣に移動。14人の団体さんのひとりである年配の女性から、「すみませんね」と言われました。その後も、6人の団体が来て、満席なので立ち去ったり、一度来て、満席っぽいので立ち去ったと思ったら、10分ほどあとにまた同じ黒人男性が来て、今度は奥に座れました。
 それにしても、ウェイターとウェイトレスが全部で4〜5人いるのですが、みんな座っているお客さんの世話で忙しくて、入って来た新しい客にまったく反応しないのには、やや驚きました。まあ、客のほうもそれがあたりまえという感じだったようですが。シシカバブはサラダと味付けインディカライスがついていて、まあまあでした。全部で、テーブルにおいたチップ2ドルを含めても、15ドル少々。安かったです。でも、30年前の15ドルは、日本円で4000円余でした。いまではそれが1200円程度です。日本円も強くなったものです。
 ギリシャ人街の店に入ったので、最初は実は客の全員がギリシャ系かもと思いましたが、黒人もいたし、そうではなさそうです。日曜日なので、教会の礼拝帰りの人達なのかもしれません。いずれにせよ、のべ50名ほどの客のなかで、東ユーラシア人は私だけでした。いいチョイスだったなと思いつつ、店を出ました。

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