Sayer Says in Japanese

Thursday, April 23, 2009

爆笑問題の日本の教養に なぜか出演してしまいました

科学紀元9年3月24日(水)の夜遅くに放映された,NHKの爆笑問題の日本の教養スペシャル「ニッポン チャチャチャ」に出演してしまいました。僕はよく会議中に下を向いて目を閉じる癖があるのですが,それが映ってしまい,あれは眠っていたんだろうと,番組を見た何人かの知り合いに言われてしまいました。反省しております。
また,最後にうっかり「侍ジャパンって何ですか」と質問してしまい,恥をかきました。それならまだいいのですが,さらにイチローは知ってるでしょと言われ,「ハイ」とだけ答えればよかったのですが,ついでにぽろっとこぼしてしまった発言も放映されてしまいました。実はあの発言はカットしてほしいと頼んだのですが,問題ないと押し切られてしまいました。とにかく僕は,子供のころから一貫して野球に興味がないのです。ほかの大部分のスポーツも興味ありません。

雑誌ウェッジの フォーラム新・地球学

雑誌ウェッジの5月号に,私の書いた文章が2ページにわたって掲載されました。5月号から4回にわたって,「神なき時代の宗教とは」というシリーズとなります。なんと私が企画したので,第1回は私が話し,それが活字となりました。興味のあるかたはウェッジを買ってみてください。ダーウィンが最後にちらっと登場しますよ。

東大駒場の学術俯瞰講義

科学紀元9年4月22日(水)の午後に,東京大学の駒場キャンパスに行って,18号館ホールで学術俯瞰講義の後半部分を担当しました。「ゲノムと進化」というタイトル(あれ,僕が2004年に出した本の題名と同じ!)で,前半は東大柏キャンパスの森下教授が担当しました。僕はもっとはちゃめちゃにするつもりでしたが,意外にまともなことを言って終わってしまいました。もっとも,ダーウィニズムの悪口をかなり言ってしまいましたが。ダーウィンさん,ごめんなさい。でも僕はがちがちの中立論者なので,これからもダーウィンにはじまる淘汰論を批判してゆくことでしょう。

足羽山の新緑


科学紀元4月24日

先週は,前回お知らせした足羽三山文化協議会主催の講演会のために,福井に帰省していました。この季節にはあまり帰省したことがなかったので,学生時代以来ぐらいでしょうか,新緑に彩られた山を見たのは。特に,私の実家の向かい側にど〜んと位置する足羽山(あすわやま)が美しかったです。写真を掲載します。新緑のなかにときおり山桜が白く彩りを添えています。

Monday, April 06, 2009

足羽三山文化協議会 第2回講演会

科学紀元9年4月7日(火)

足羽三山文化協議会 第2回講演会 
笠原白翁の生涯と 予防医学の意味

日時 09年4月18日(土)午後3時〜5時
場所 福井市豊公民館 大会議室
福井市豊公民館
福井市みのり3丁目106-8
TEL・FAX 0776-34-0344
豊公民館のホームページ

講師 白崎昭一郎(作家・医師)
定員 100名(入場無料)

笠原白翁とは:1809年越前生まれ。漢方医学と西洋医学の両方をおさめ,1849年に福井城下で 初の種痘を実施しました。

講師白崎昭一郎氏のご紹介
1927年東京生まれ。東京府立五中、旧制二高を経て1950年京都大学医学部卒。1960年~1987年、福井市内にて開業。その後武生保健所長、福井保健所長、福井工業大学教授,福 井県医師会広報委員長を歴任。今年2月に県政功労者表彰を受けられました。

主要著書:継体天皇の実像(2007),樋口一葉日記の世界(2005),「明石人」と直良信夫(2004),正伝・ 松平春嶽(2002),福井県の歴史(2000){共著},森鴎外−もう一つの実像(1998),山川登美子と明治歌壇 (1996),広開土王碑文の研究(1993),橋本左内(1988),越前若狭の古代史(1980),東アジアの中の邪馬
台国(1978),埋もれた王国(1977),継体天皇の研究(1972).

参加を希望される方は、斎藤成也(saitou.naruya@gmail.com)までご連絡ください。

昨年10月に、足羽三山文化協議会を発足し、第1回の講演を、花園大学教授の佐々木閑さんにしていただきました。

インダス文明の遺跡に行っていました


科学紀元9年4月7日(火)

昨日から、日本学術会議の総会があり、東京に来ています。今は昼休みで、無線LANの使える喫茶店に来てメールのチェックなどをしています。久しぶりの投稿ですので、少し古いですが、2月中旬に、インドのデリーから北西に100kmほどいったところにある、インダス文明のファルマーナー遺跡に数日間滞在しました。京都にある総合地球環境学研究所の長田俊樹教授が代表を務めるインダス・プロジェクトがインドの考古学者と一緒に発掘をしているところです。古代DNA研究の可能性をさぐるために、滞在しました。リグ・ヴェータに出てくるサラスヴァティー河は、この遺跡の近くを流れていたガッガル・ハークラー河だとされています。4000年前の人々の生活に思いをはせつつ、私も少し発掘させていただきました。学部時代の発掘実習以来だったので、かれこれ30年以上ぶりになります。楽しかった〜。
 この遺跡見学の体験を取り入れた小文が、5月号のウェッジに掲載されます。
写真は住居址のほぼ全景です。