Sayer Says in Japanese

Saturday, May 17, 2008

研究室の引っ越し迫る

科学紀元8年5月17日(土)

 今日は、午後に大学院説明会が開催されました。私の研究室は、5月末に同じ建物の2階の東側から西側に水平移動するので、引っ越し準備をしている研究室に、興味を持った学生さんにきてもらいました。
 私は、引っ越しや部屋の模様替えが大好きです。今回も、るんるん気分で本を中心に自分でどんどん運んでいます。新しい居室の一面は全面ガラス張りで、ドアもガラス。残りの3面は、窓と壁2面。壁には、3連、2連、合計5連の木製本棚を設置。もうファイリングキャビネットは部屋の中にはおかない。今後は、論文pdfなど、電子ファイル中心になってゆくからです。もっとも、私の部屋の外に、3段キャビネットが3連ある大きな壁面収容ユニットを設置して、そこにこれまでの論文別刷の一部をおきますが。
 ファイルが電子化されても、本を電子化するのはまだ先でしょう。このため、仕方なく、本棚は確保しましたが、それでもこれまでよりは少なくしました。部屋全体の面積も2/3にしたので、壁面がなくなって、私の作品などを飾るところがなくなってしまいました。今後は、机の上の大きなモニターのスクリーンセイバーに、自分の作品の連写を入れておくことにしたいと思います。

Thursday, May 08, 2008

中国での国際人類学民族学会議延期に

科学紀元8年5月8日

さきほど、国際人類学民族学会議の日本側の中心人物の方から連絡が入り、中国雲南省の省都クンミンで今年の7月下旬に開催される予定だった国際人類学民族学会議(ICAES; International Congress of Anthropological and Ethnological Sciences)の開催が延期になったとのこと。この会議の母体である国際人類学民族学連合(IUAES; International Union of Anthropological and Ethnological Sciences)のホームページをよく見ると、延期のことが書いてあったが、中国の実行委員会が立ち上げている会議のホームページには、まだなにも出ていない。延期といっても、実質的に中止になるだろう。私のように、会議への出席を取りやめた研究者が続出して、仮に延期して開催となっても、きわめて小規模のものに終わるだろう。

斎藤成也
人類学者