Sayer Says in Japanese

Friday, November 24, 2006

異星の客

A.S.6年11月25日(土)
このタイトルは、若いときに読んだハインラインの名作、"Stranger in Strange Land"の日本語訳である。もともとは旧約聖書の言葉らしい。たしか、モーゼのことだったような記憶がある。それはさておき、明日、というかもう日付が変わったので今日だが、東京大学駒場キャンパスで開催される「人種と人種主義を問う〜地域文化研究の視点から〜」というシンポジウムで、「生物学的基盤から創発する人種差別のメカニズム」という題で話す予定である。僕以外の発表者はみな人文社会系のようだ。なんか昔からそうだったような気がする。まわりはみんな文化系で自分だけが理科系だったり、あるいは理科系の中で自分だけが文化系になんとなく親和性が高かったり。マージナル・マン(境界人)という言葉もあるが、どこにいても、違和感がある感じ。まあ日本も好きじゃないし、かといって4年間いた米国が特に好きなわけでもない。地球というとこに生まれてしかたなく生きているというところか。火星人のスミス氏は地球という異星のお客さんだったが、僕は地球人だけど地球のお客さんという気がずっとしている。

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