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Tuesday, May 17, 2011

科学

科学紀元11年5月18日(水)

科学は未知の現象を理解しようとする営みである。既知の知識では、この世界、この宇宙を知るには不十分だからだ。したがって、科学研究の結果を応用した技術も同様である。単純な現象でも既知の法則では完全に把握できないことがある。複雑な事象であれば、なおさらのことだ。3・11以来の原子力発電所の大災害についても、同じことが言えるのではなかろうか。ウランの核分裂については、それなりの科学知識の積み重ねがあるだろうが、地球表層の動きには、まだまだ未知のことが多い。原子力発電所の格納容器や圧力容器の中も、計測装置がきちんと動いていたならいざしらず、中の様子がよくわからないのに、わかったふりをするのは、技術者として失格ではないだろうか。科学者も技術者も、わからないときにはわからないと言うべきであろう。

斎藤成也

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